当店の密閉袋の熱溶着(シール)について
当店では粉骨加工をご依頼いただいた際、お客様のご希望により3タイプの中から収骨方法をお選びいただいています。
1. 骨壷
粉骨加工後のご遺骨の量に応じて最適なサイズの骨壷(白磁)
※骨壷に直接粉骨を収めます
2. 密閉袋(平袋)
ご遺骨の量に応じて最適なサイズのマチの無い密閉袋
3. 密閉袋(立体袋)
ご遺骨の量に応じて最適なマチのある密閉袋
骨壷ではなく密閉パックをご希望のお客様には上記の2種類のタイプからお選びいただいております。
長期保存を見越した密閉パックへのこだわり
ご遺骨を密閉する密閉パックの品質、密閉する際の熱溶着の強度にもこだわりを持ってご提供しています。
当店で使用している業務用密閉パックについて
当店で使用している密閉袋は業務用として販売されている厚手の袋です。
当店では、失った大切なご家族を心ゆくまでご自宅でご供養できるよう「数十年単位での確実な密封」を目指しているため、当然ご遺骨を収骨する密閉パックもメーカーさんに問い合わせをして「ウチで一番丈夫な袋はコレです!」と太鼓判をいただいた厚手の袋を使用しております。
こちらが当店が使用する耐久性の高い袋の仕様です。 ※平袋タイプは口元以外の3辺は10mm幅、立体袋タイプは口元と反対側の底の部分は9mm幅でシールされています。
密閉パックを閉じる際の「熱溶着(シール)」について
ご遺骨を収骨した後に袋の口元を閉じる「熱溶着(シール)」も長期保存を考えて業務用シーラーを使用し、袋の製造メーカー同等のこだわりを持っております。
■一般的なシーラーでは長期保存に不安がある
袋をシールする機械(シーラー)は一般家庭向けの商品も多数販売されており、家電量販店やホームセンター、さらには通販などで購入することが可能で、一般家庭でのシーラーの用途は食品の保存が主なようです。
しかし、一般家庭での食品保存はそこまで長期的な保存を想定されていないようで、シールの幅は2〜5mmくらいの商品がほとんどのようです。
また、あまり厚手の袋だと一般家庭向けシーラーでは出力が足りず、しっかりと密封できないこともあるようです。
■当店は袋の製造メーカー並の業務用シーラーで10mm幅にこだわっています!
当店では耐久性の高い厚手の袋でも強力に密閉できる業務用シーラーを使用しているため、長期間密封状態を保てると考えられる「シール幅10mm」にこだわっています。
タテのシールが密閉袋を製造する段階でシールされた部分。
ヨコのシールが当店所有のシーラーで袋の口元をシールした部分。
きっと袋の製造業者も知識や経験、さらには様々なデータから「この袋の厚さならシール幅は9mmまたは10mmが確実!」となったことでしょう。
それならば「ウチだって密閉袋を確実に密封するならシール幅は10mm!」ということで当店では粉骨加工を実施するようになってからずっと業務用シーラーを使用し、こだわりの10mm幅でシールをしています。
当店にご縁のあった全てのお客様が、安心して心ゆくまで手元供養していただければ幸いです。